作成したロゴにかすれた風合いを出すのは定番テクニック。私はよくIllustratorで不透明マスクを使ってかすれをつくりますが、Photoshopでもフィルター機能を使ってかすれた風合いを出すことが可能です。
使用するPhotoshopフィルターは「雲模様1」と「粒状」です。
Contents
Photoshopで文字を打つ
最初にテキストレイヤーを作成して、ロゴの文字を打ち込みます。今回使用したフォントはサンセリフ100pt(大きい文字)、30pt(小さい文字)、大きい文字の字間を150ptに設定し、間に小さな字を入れています。
作成した文字はレイヤーパネルで一つに統合しておきましょう。
フィルター「雲模様1」「粒状」を適用
続いて、文字レイヤーの上に新規レイヤーを作成。メニュー「フィルター」で「雲模様1」を選択し、さらにフィルターギャラリーからテクスチャの粒状を適用させます。粒状フィルターは密度100、コントラスト100、粒子の種類は横に設定しています。
これで、雲模様に横の粒子が線状に入った画像が出来上がりました。
描画ピクセル選択、範囲を反転させて消去
今度は文字レイヤーに戻ります。文字レイヤーのサムネイルを選択してMacなCtrl+クリック(Windowsなら右クリック)を押し、「描画ピクセルを選択」を選びます。すると、うっすらと点線で文字レイヤーが選択されます。
この状態から選択した文字以外の部分を消したいので、メニュー「選択範囲」から選択範囲を反転を選択。メニュー「編集」から消去を選ぶと、文字部分以外は消去されます。これで文字にかすれがかかった状態が出来上がりました。
グラーデーションマップで色つけ
最後は文字に再び色をつける作業です。メニュー「レイヤー」から新規調整レイヤー、下層にあるグラデーションマップを選択。新規レイヤーとして「グラデーションマップ1」ができるOKを押すと、グラデーションカラーを選択できます。
グラデーションの選択画面では、上カーソルの不透明度は100%で変えず、下カーソルのみ操作します。今回の場合、左カーソルは位置を45%まで持って行き、右カーソルは白のまま。間にあるグラデーションの分岐位置は80%にしておきました。
最後はグラーデーションマップ、フィルター、文字レイヤーを1つにまとめます。これで完成です。
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かすれたロゴはビンテージ感を演出するのによく使われます。ワンポイントでこのような画像が置いてあると、紙面もぐっとおしゃれになりそうですね。
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