結婚新聞を初めて作ったのは2013年3月下旬のこと。最初に作った新聞はなんと当日に作るというなんとも無茶な行為でしたが、これは商売になるかもと可能性を思わせた一作となりました。起業を考えたきっかけとなった一作を紹介します。
Contents
当日の写真を新聞に使いたい
第一作は仕事のつながりでできたの友人から「新聞を作ってくれないか」との依頼がありました。テレビ局に記者として勤めていた友人なので、記事は友人が担当しましたが「写真は当日のものを使いたい」というリクエスト。
なんとなく安請け合いをしてしまった後で、はっと事の重大さに気づいてしまいました。
当時は正午から結婚式があって、新郎新婦の写真を友人が撮影。そして、披露宴を開いている約2時間のうちに新聞を作るというものでした。幸い式場から家が近かったので、友人が撮影した写真を送ってもらい自宅のMacで編集、という流れ。友人と相談して構図(写真の縦・横)をあらかじめ決めておき、記事の執筆や裏面はあらかじめ作っておきました。
写真を当てはめるだけでいいならすぐにできそうだなと思っていたら、ここで難解な要求が飛び出しました。
スポーツ紙風に作る
ええっ、スポーツ紙風だとレイアウトは写真次第で構成を変えていかなければいけません。それを当日にやるなんて、経験もなかった当時を思えばなんともまあ無茶な挑戦だったと思います。
当日は写真の到着を今か今かとやきもきしながら待ちわびました。送られてきた写真は意外と使い勝手がよく、これならいけると確信。なんとか2時間で編集を終えてデータを入れたUSBメモリを握りしめてコンビニへ走りました。
作った新聞はこちら。いろいろと粗こそ目立ちますが最初に作ったにしてはそこそこの出来だったなあと今でも思います。
出席者の反応
結婚式当日の写真を入れると、速報というかすぐに作りました的なライブ感が漂います。披露宴が終わりにさしかかった頃に紙面を届けて配ると出席者からは「ええっ、裏でこんなの作っていたの」という驚きの反応。これが聞きたかったんだよなあ。
新聞は新郎新婦からも大変好評で、式の2次会の前に友人達が「額を買って新聞を飾れるようにしよう」とプレゼント。家に飾ってもらえるなんて光栄だなと全く関わりのない他人事ながら感動しました。
結婚式の当日に新聞を作るというのは入念な準備も必要ですし、当日もかなりバタバタするでしょう。でも、それだけ作り終えた後の喜びもひとしおです。実際に紙面を配って出席者の反応を見たとき「これなら商売にできるかも」と手応えを得ました。
当日の様子も入れた速報結婚新聞も作れます
上記のように、当日の写真を入れた速報感のある結婚新聞を作ってほしいという要望があれば承ることも可能ですが、本業の仕事など私の都合によってはできない場合もあります。
ただ、写真の撮影や編集、そして印刷を考えると、会場に私がいなければ作ることはできないでしょう。私がそこまで出向くことも可能ですが、交通費などは依頼者様の負担になりますのでご理解ください。それでも今だけは制作費自体は無料なので、お得といえばお得でしょう。余興の一環としてチャレンジしてみたいという方は当サイトのお問い合わせからご相談ください。
コメントを残す