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スナップ写真を良く見せたい…フォトショで加工を
結婚新聞をつくるためスナップ写真をアップで見てみると、肌とともに気になるのは笑顔から出てきた歯の黄ばみです。晴れの日を飾る紙面なのですから、写真も少しでもよく見せたいですよね。そこで、photoshopで歯を白く見せる加工を施してみましょう。
歯をパスで囲み、選択範囲を作成する
こちらがベースとなる写真です。写真が暗めのせいか、黄ばみがより一層はっきり見えますよね。
photoshopを使った歯のホワイトニングにかかる手順として、まず歯を選択範囲で囲みましょう。細かい曲線があるので、ペンツールで曲線を描きながら囲んでパスの始点と終点を閉じましょう。
パスを閉じたら、レイヤーパネルのパスを選択、「作業用パス」をダブルクリックして保存しましょう。その後、完成したパスを右クリックすると「選択範囲の作成」が現れるので、クリック。設定はデ初期状態で良いかと思われるので、そのままOKを押しましょう。
これで、歯を白くする範囲のパスが完成し、選択範囲が読み込まれました。選択範囲を読み込まれたことによって、範囲が点滅していることがわかります。
パスを白色で塗りつぶし、不透明度で調整する
今度は、読み込んだ選択範囲を白色で塗りつぶす必要があります。レイヤーを新規作成して、そこで選択範囲で作ったパスを塗りつぶしましょう。
では、カラーピッカーから描画色をホワイト(#ffffff)にして、塗りつぶします。ただ、今のままでは下の図のように、不自然な白色が歯の上に乗っかているだけです。
これではさすがにおかしいですね(笑)。これをうまく歯になじませるには、「不透明度」を利用するのが手です。レイヤーパネルから不透明度を下げながら自然な色となるように様子をみてください。ちなみに、今回の場合は不透明度を20%まで下げました。
下の歯も同様の処理を
いかがでしょう、歯が自然な白色へと変化したのがおわかりでしょうか。このままだと上の歯ばかりが白くなってしまっているので、下の歯も同様の処理を施しましょう。一般的に下の歯の方が影になりやすく黄ばみも目立ちやすいので、不透明度は濃いめ(上の歯よりも数値を若干高め)にしておくのが良いと思われます。
今回、私は上の歯と下の歯はそれぞれ別のレイヤーを新規作成してパスで選択範囲を作成しました。1つのレイヤーで2つのパスを作っても同じことだとは思いますが、作業がわかりやすいようにと考えた結果です。
証明写真や宣材写真などでも定番のテクニック、利用しましょう
上の歯も下の歯もホワイトニングが完了しました。上下とも自然な感じに仕上がりましたね。Photoshopによる歯のホワイトニング作業は、スナップ写真だけでなく、証明写真や宣材写真などいろいろな場面で応用が効く大変有効なテクニックなのでしっかり覚えましょう。Photoshopは一見とっつきにくいように見えますが、使い方を少しでも覚えるととても便利なので、みなさんもマスターしてみませんか。
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