(追記:2017年4月12日にリライト済み)
新聞編集のフリーソフト「朝刊太郎」の具体的な操作説明に入ります。
朝刊太郎は、大別して3つのエリアに分けることができます。
左側が記事や見出しを作成する「編集コーナー」、中央が作成した素材を新聞に組み付ける「大組みコーナー」、表示倍率、右側がスムーズに大組みを行うための「操作補助コーナー」です。
今回は、編集を素早く行うためのショートカットについて紹介します。
Contents
編集コーナー
編集のショートカット
- 1 紙面ファイルを開く…朝刊太郎の立ち上げ直後に、表示させたい紙面ファイル(.shm)を開く
- 2 紙面の新規作成…新しく紙面ファイルを作る
- 3 紙面の上書き保存…現在立ち上げている紙面ファイルを保存
- 4 紙面の印刷…現在立ち上げている紙面ファイルを印刷
- 5 直前操作の取り消し…誤った操作をしてしまった場合、一つ前の操作に戻る
- 6 紙面の諸設定…用紙サイズや記事のフォント、段間、余白、紙面の組み段数を設定
- 7 ヘッダの編集・削除…枠外上部の新聞名や日付を入力
- 8 紙面の全素材削除…大組画面で組み付けている素材を全て削除する
- 9 ヘルプを開く…わからない時は開きましょう
抱え畳み用の仮空白の設定
「何のこっちゃ?」と思われた方も多いでしょう。
とりあえず、仮空白=「スペース」と考えてください。別の機会に詳しく述べますが、仮空白は写真や記事の箱などに変化するスペースなのです。
左側は段数、右側は行数の組み合わせで指定します。例えば、3段×20行の仮空白を作る、という感じですね。
操作補助コーナー
- 10 原寸表示…出力される紙面サイズをそのまま表示
- 11 左右いっぱいに表示…紙面の左右の幅に合わせて表示
- 12 天地いっぱいに表示…紙面の上下サイズに合わせて表示
- 13 任意の表示倍率指定…好きな表示倍率を指定(画像は40%指定)
- 14 文字が読める縮小表示…文字が読めるレベルまで紙面を縮小(画像は省略)
- 15 記事の段落末部分を表示…記事の段落の最後部分がピンク色に変化
- 16 仮空白行を黄色く表示…空白となっている行を黄色く表示
- 17 紙面からあふれた記事の末尾を表示…記事が多すぎて紙面に入りきらない記事の末尾が赤く表示
- 18 「泣き別れ」表示…記事の始まりが下の段落に落ちてくると、隣接する記事との判別がつかなくなる場合があり、それを警告する(画像は記事2の最終段落が泣き別れている)
編集のショートカットや大組みの表示の変え方を知ると、より素早く、迷わず紙面を組み上げることができます。便利な機能を使いこなせるように、最初から覚えておいたほうが良いでしょう。
(お知らせ)結婚新聞の製作を代行します
当サイトでは、新聞の製作も格安で代行しています。結婚新聞やサークル・団体向けの広報紙の製作も請け負うなど、新聞であればどのような形でも作ることが可能です。新聞を作れそうにない方には時間の節約にもなります。
2017年4月現在は任意団体であるため、記事の作成費用やレイアウト代は無料です。ただし、活動維持費としてIllustratorやPhotoshopなどの編集ソフトの一部(作る紙面にもよりますが格安です)を負担してもらっています。
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