新聞社の編集者、記者が制作する結婚新聞
このページにたどり着いたあなたは、そんな悩みを抱えてサイトを訪ねたのではないでしょうか。
私はとある大手の新聞社に勤めています。新卒から一貫して業界に携わり、スポーツ新聞や一般紙の編集、取材を十数年携わってきました。ネットメディアが本格的に台頭し、新聞離れが始まったころに業界へと入りました。業界の状況は年を追うごとに苦しくなる一方ですが、学んだ新聞編集の技術や取材の心得は、かけがえのない財産だと思っています。
私が初めて起業という言葉を意識したのは2013年のこと。たまたま友人に頼まれて作った結婚新聞が好評だったことから言われたひとことでした。
確かに「結婚新聞」「ブライダル新聞」などと検索すると、それを生業としているであろう業者はわんさか出てきます。しかし、業者が提供しているサービスを見てハッとしました。
私だけではなく、他の記者仲間に見せても言うことは同じでした。理由は明白で、どの業者を見ても作品のレイアウトが全く同じ(テンプレートの使い回し)だったからです。
一般紙風なら横一段の凸版に4段の見出し、スポーツ紙ならふたりの名前と「結婚」の文字だけがデカデカと載る。記事の内容から見出しをとっていないなど、レイアウトで工夫しているといえる点が、プロの視点から見て一つもありませんでした。イラストレーターは多少使えるのでしょうが、新聞のことは全然わかっていない。業者の新聞からは、そんな印象を受けました。
身近にいた同業他社の記者も偶然、同じ考えを持っていたこともあり、一緒に起業への模索が始まりました。
テンプレートを一切使用しないデザイン
私たちが作る新聞は、一般紙風、スポーツ新聞風、英字新聞風の3種類です。これらの新聞デザインをベースに、雑誌と新聞をミックスさせた独自のオリジナルレイアウトが、当サイトの新聞デザインです。
私たちが作る新聞の最大のセールスポイントは、テンプレートを一切使用しないレイアウトです。「世界で一つの新聞」をうたう新聞制作業者は数多くありますが、実際は見出しや記事をスペースに合わせて書くだけのテンプレート型です。
制作時間はテンプレートの何十倍もかかりますが、いただいた写真素材をもとに構成するレイアウトのスタイリッシュさ、オリジナル感は同業他社をはるかに凌駕するクオリティーです。
一般紙風
すっきりとしたシンプルなレイアウトの中にもスタイリッシュさを意識したデザイン。サンプルはA3を二つ折りにした1ページA4のレイアウトですが、ご希望によってはA3裏表のレイアウトも可能です。
スポーツ新聞風
スポーツ紙の1面風デザイン。くどくならない程度に写真や見出しを配置していています。
英字新聞風
スタイリッシュかつクールな仕上がりが期待でじきる英字新聞風デザイン。こちらも一般紙デザインと同様に、A3裏表の4ページ構成も可能です。
ご紹介した作品のサンプルはほんの一例です。今後も専用ページで作品例を公開していく予定ですが「早く作品が見たい」という方は、お問い合わせからご要望の旨を明記してお送りください。今までの作品をPDF形式にして、ファイル便で転送します。
新聞制作サービスに対する利用者の声
私たちのサービスの弱みは信頼性です。新聞編集者や記者が作る新聞という強みはあるものの、まだ事業者としての形が整っていないため、「応募しても大丈夫だろうか」と思いながらお問い合わせされる方がほとんどですが、実際に紙面が完成すると、作品のクオリティーに感謝する声もアンケートで多数いただけました(手前味噌で恐縮です汗)。
起業前につき新聞制作費が無料
信頼性に欠けるのは「あなたの新聞」の弱点ではありますが、現状では事業者として活動していない我々ならではの経営的な強みは、非営利であることです。
利益は追求していないため、新聞の制作費用(編集や記事作成)は無料となっています。ただし、作品の制作に使用しているAdobe社のIllustratorやPhotoshopは年間契約、モリサワ社のフォントも年間でライセンスを取得しています。その費用(計10万円)を回収するには、全て無料では赤字となりますので、ライセンスの利用料を負担していただく形で、9800円をいただきます。
原則9800円で紙面を作ることができると考えていただいて結構ですが(納期が急な場合は特急料金をいただきます)、原則として印刷はご自分でしていただきます。PDF形式やイラストレーター形式の紙面ファイルを、ファイル転送サービスにて無料でお渡ししますので、コンビニでもきれいに紙面が刷れますし(なぜかセブンイレブンの印刷でしか上手く刷れないようです)、専門の印刷業社にデータを持ち込んでいただいても構いません。
印刷を利用しないと制作料が高額になったり、制作費が比較的安価な代わりに印刷代がべらぼうに高かったり。今まで新聞制作の業者探しをしていた方ならご存知だとは思いますが、既存の業者はこの2パターンのどちらかを選択しないと作ってくれません。
事業を続けているうちに「A3で計10ページの新聞を作ってほしい」という依頼も来るようになりました。これまでA4の4ページやA3裏表の2ページのみを対象に9800円で作ることをお約束してきましたが、さすがに9800円でA3の10ページとなると仕事量に見合いません。
よって、9800円で紙面を作ることができる範囲はA4の4ページ構成からA3裏表の2ページのみとさせていただきます。この仕事量を1コマとして、A3の4ページなら2コマで19600円、10ページでは5コマになるので49000円とさせていただきます。
費用に関しては当サイトは大変安上がりですが、制作を請け負う代わりに一つだけ条件があります。それは「宣伝をしてほしい」ということです。私たちのサービスは後発であるため、業界内での知名度は低いというのが現状。そこで、みなさんがお持ちのSNS(Twitter、Facebook)で「あなたの新聞」の宣伝をしていただくことが条件です。サービスを利用しての感想やクオリティについてご自由に記入していただき、投稿していただくなどしていただければオーケーです。
また、掲載作品は宣伝としてサイトなどでも使用することがあります。名前などの個人情報を伏せるなど、最低限のプライバシーに配慮した上での掲載となりますのでご安心ください。
お申し込みはこちらから
「あなたの新聞」の作品や現状、事業についてご理解いただけましたでしょうか。起業後は事業者として正規の対価にて制作を承りますので、安価に作品の制作を依頼するなら今がチャンスです。事業に関するお問い合わせは、上記のフォームからお申し込みください。
あなただけの新聞が作れる日を楽しみにしております。最後までお読みいただきありがとうございました。