photoshopのブラシでフォントを手書き文字風に

結婚新聞制作サイトBANANABOATのphotoshop講座をご覧いただき、ありがとうございます。今回は、画像に載せる文字を手書き風アレンジをご紹介します。ベースとなる画像は下の画像です。例によって、pixabayからフリー素材をお借りしました。

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ベースとなる画像

行程をざっくりお伝えすると、

  • 文字を打ち込んでテキストを変形
  • ブラシを設定し、文字のパス作成
  • 文字を装飾

の3本立てとなります。

Contents

文字を打ち込んでテキストを変形

最初に、打ち込みたい文字を作ります。ツールボタンから「T」の形をした文字作成ツールを選択し、適当に文字を打ち込みます。私は描画色をサイトのカラーに合わせてみました。

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適当に文字を打ち込みます。

ワープテキストで文字を変形

次に、テキストの変形に移ります。テキストのツールパネルにワープテキスト(T文字の下に弧を描いたマークのボタン)があるのでクリック。スタイルやカーブ、ゆがみの値は自由に設定してください。

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ワープテキストで文字を自由に変形させましょう

あまり派手に値を変化させすぎると、不自然な感じになるので(あえてそれを狙っても構いませんが)、ゆがみの値は少量に抑えておくのがベターかと思われます

ブラシを設定し、文字のパス作成

ドライメディアブラシを選択

ワープテキストの変形を終えたら、次は手書き風のフォントに仕上げるためにブラシを設定します。ブラシツールを選択したら、パネルに文字の大きさと種類を選択するボタンがあるのでクリックし、表れたパネルの右上端に歯車のマークが出るので、「ドライメディアブラシ」を選びます。

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ドライメディアブラシを選択

ブラシは「パステル、木炭画用紙」不透明度、流量は控えめに

ドライメディアブラシに設定したら、ブラシの種類を「パステル、木炭画用紙」「直径12px」「不透明度95%」「流量95%」に変更します。直径や不透明度、流量は任意の値で結構ですが、値によっては完成時の文字が薄過ぎたり、直径が大きいと文字が濃過ぎて隣の文字とだぶることがあるので、何回もやり直しながら様子をみてください。

不透明度に常に筆圧を使用しますにも必ずチェックを入れましょう。文字の濃淡が所々に出て、より手書きらしい感じになります。

文字の選択範囲を読み込む

ブラシの設定を終えたら、文字の選択範囲を読み込みます。レイヤーパネルで文字レイヤーをクリックしたら、「選択範囲」→「選択範囲を読み込む」を選択。文字の縁が点滅しますので、文字レイヤーパネルの辺りで右クリック(Macならcontrol+クリック)を押すと、効果の追加に関する選択肢が現れるので、「作業用パスを作成」を押します。

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選択範囲を読み込む

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文字の縁が点滅して選択範囲が読み込まれました

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作業用パスを作成を選択

作業用パスを保存

すると、文字の作業用パスが出来上がりましたので、作業用パスをダブルクリックして「パスを保存」しましょう。

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文字の作業用パスができました

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パスを保存します

パスを保存したら、今度は手書き文字用のレイヤーを一番上になるように作成しましょう。上部のツールパネルから「レイヤー」→「新規」→「レイヤー」か、レイヤーパネルの下にある紙の端がペラっとめくれたようなアイコンをクリックすると、新しいレイヤーが出来上がります。新規レイヤーには「手書き文字」と名前をつけましょう。

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新規レイヤーを追加して「手書き文字」を加えます

ブラシでパスの境界線を描く

「手書き文字」レイヤーを選択し、パスチャンネルへと移ります。保存した「パス1」を選択したら、「ブラシでパスの境界線を描く」をクリックします。場所はパスチャンネルの下部にあるアイコンの並びにあり、左から2番目の丸い輪のような形をしています。

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「手書き文字」レイヤーでパスを選び、「ブラシでパスの境界線を描く」アイコンをクリック

すると、以前設定したドライメディアブラシの「パステル、木炭画用紙」のブラシ設定で、文字の境界線が描かれました。クレヨンで描いた風になります。

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設定したブラシで縁取り文字が出来上がりました

仕上げの装飾、ドットを加える

このまま完成でも良いのですが、もうひとアレンジを加えたい方もいるでしょう。例えば、大文字の部分だけドット柄を加えてみるのも良いかもしれません。

強めにクリックして色をつけよう

新規レイヤーを作成したら名前を「ドット」にしましょう。そして、今まで設定したブラシで大文字の縁内をポチポチとクリックしてみましょう。弱めのクリックだと色が付きにくいので、強めに、かつ下にほんの少しドラッグするようにつけるとうまくドットが描けるでしょう。

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大文字にドットをつけて完成です

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ABOUTこの記事をかいた人

新聞社の記者をしています。仲間との起業を夢見て、これまでに学んできたノウハウを記しておきます。現在、主に結婚新聞や企業・団体向けの広報紙を制作していますが「こんな紙面をつくってほしい」とのご要望にも随時お応えしています。